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腰痛の発生に関連する要因  高円寺ここから整骨院

2020/09/25
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腰痛の発生に関連する要因として、主に考慮すべき 3 つのもの(動作要因、環境要因、個人的要因など) があります。 動作要因とは、腰部に動的あるいは静的に加わる過度な負荷や負担のことであり、具体的には「重量物を 頻繁に抱きかかえる」「重量物を頻繁に持ち上げる」「重量物を押したり、引いたりする」などの重量物の取り 扱いに関すること、「腰を深く曲げる」「腰をひねったりすることが多い」「急激な姿勢の変換」「長時間同じ姿 勢で仕事をする」などの作業動作や作業姿勢に関することがあげられます。さらには「安全な作業を行うた めの『作業標準』や『作業マニュアル』がないため、不自然な作業姿勢が続く」とか「急いでいるため、一 人で作業することが多い」「急いでいるため、安全の確認をせずに不用意な姿勢で作業することが多い」など も、間接的に腰痛の発症に関与する動作要因といえます。 環境要因とは、腰部への全身振動ばく露や身体の寒冷ばく露、暗い照明、不良な作業床面や作業空間、不 適切な機器や設備の配置などです。具体的には「屋外の作業では、身体が長い間寒冷にさらされる」「車輌運 転などの全身振動に長時間さらされる」「職場が乱雑であり、安全な移動が困難である」「作業場の足もとの照 明が暗くて、安全の確認がしづらい」「作業面が滑りやすい」「作業場所が狭くて窮屈である」「荷物の移動の 際、階段や段差などが多い」「機械や設備の配置が悪く、移動しづらい」など、さまざまな状態が腰痛の発症 に影響を与える環境要因として考えられます。 個人的要因などには、年齢、性別、体格、筋力、腰椎椎間板ヘルニアや骨粗しょう症などの既往症または 基礎疾患の有無のような個人属性にかかわる要因やその他の要因が含まれます。具体的には「最近、年齢や 体力面で、荷物の積み卸しがしんどくなってきた」「常に慢性化した腰痛がある」「新規採用を控えているた め、高齢労働者の占める割合が著しく高い」「腰に違和感があるが、専門家に相談できない」「腰が痛いときで も、ゆっくりと休むことができない」などが個人的要因です。それ以外にも「ゆっくりと休憩できる設備が ない」「満足に仮眠できないため、睡眠が不十分である」などの衛生施設の設置状況に関するものや「夜間勤 務が長い」「夜勤回数が多い」などの個人の勤務条件に関するもの、「職場にある機械・機器や設備がうまく使えない」などは個人の作業能力やそれらを向上させる教育訓練に関するものなどであり、これらが不十分 な場合に腰痛の発症に結果的に関係します。 最近では、動作要因、環境要因、個人的要因の 3 つの要因の他に、職場の対人ストレスに代表される心理 的・社会的要因や過度な精神的緊張なども腰痛の発症との関連で注目されています。例えば、「仕事中にイラ イラすることが多い」「上司や同僚とうまくいかない」「仕事の満足度が得にくい」「働きがいが感じられない」 「交通渋滞などで荷物を時間どおりに届けることができない」「街中の運転では過度に神経を使う」などとい ったストレスや精神的な緊張が労働者にかかる場合、腰痛を訴える比率が高くなったり、支障度の高い腰痛 が長引いたりする、との報告もあります。

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